どくびしガッサパルシェン
ポケモン | 技 | 持ち物 | |||
---|---|---|---|---|---|
バンギラス | ストーンエッジ | かみくだく | ばかぢから | おいうち | こだわりハチマキ |
キノガッサ | キノコのほうし | ローキック | みがわり | まもる | どくどくだま |
ボルトロス | 10まんボルト | めざめるパワー氷 | みがわり | まもる | たべのこし |
ラティオス | りゅうせいぐん | なみのり | りゅうのはどう | トリック | こだわりメガネ |
パルシェン | つららばり | ロックブラスト | からをやぶる | どくびし | きあいのたすき |
ヒードラン | オーバーヒート | りゅうのはどう | だいちのちから | ちょうはつ | ふうせん |
12月13日追記+ボルトロスの配分変更
キノガッサのきあいパンチ→ローキック
ヒードランのみがわり→ちょうはつに変更
続きを読むアバゴーラ
タイプ:みず/いわ
最速実値:92→殻破り時:184
実数値:149-160-153-104-76-92
特性:がんじょう
持ち物:ラムのみ
技構成:ハイドロポンプ/ストーンエッジ/アクアジェット/からをやぶる
特性がんじょうを持ち強力な積み技からをやぶるを覚えるポケモン、
以前の記事でも書きましたが他の殻破りポケモンと比べてサポート無しの単体で破りやすいのも特徴の1つ。
そしてこのポケモンの持つ最大のメリット、採用理由としてはやはりカバドリュウズ+ラティオスの存在。
カバドリュウズにラティオスを加えたこの組み合わせ、安定感も高くカバドリュウズの基本形と言われている3体。
前日行われた某総勢96人規模の大会ではカバルドンのKPが3位という多さを見せました。
からをやぶることによって・・・
という対カバドリキラーと成り得る性能を見せます。
またカバドリュウズの取り巻きとして多く採用されているウルガモス・パルシェンに対しても強く、有用な働きをするでしょう。
またラキグライムドー、ハピグライムドー等で構成される受けループの弱点である
・両刀
・強力な積み技
という2点のポイントを兼ね備えているので対カバドリュウズ以外でも十分に運用出来そうです。
そしてこのポケモンの注目すべきもう1点として少し前に話題を見せた球ハッサムとの相性。
リフレクター・ひかりのかべ・おきみやげなどサポートから展開し、強力な全抜き性能を持つ球剣舞ハッサム
しかしタイプ相性でそれを止めてくる以下のポケモン
これらのポケモンにアバゴーラが強く、さらに壁の恩恵も受けた積み技が出来るので相性が良いと言えるのではないでしょうか。
1つ考えてるPTがありましたがあまりにも形になってこないのでつなぎとしてアバゴーラの記事を書いてみました。
アバゴーラの考察、アバゴーラの技の威力はっ゜ヽ。)っガブリアスの逆鱗はつよい様の方により詳しく書いてあるのでそちらの方が参考になるかもしれません。
カバドリュウズへのメタの一角としての動きを見せそうなポケモンですが、やはり単体での積み技性能が高いのでそれ以外でも思わぬ活躍を見せてくれるのではないでしょうか。
ゴツメカバルドン
前々回の記事で紹介したゴツメカバルドンの配分記事です。
以前の記事で書いた配分であるHB特化のカバルドンを採用した結果、
メガネラティオスのなみのりがカバルドン→ドリュウズまで一貫してしまうので
ラティオス相手にカバドリの基本であるカバドリラティ選出が出来ないという大きな欠点がありました。
かえんだまローブシンのためにメガネラティオスに薄くなってしまってはデメリットがあまりにも大きいので今回はそれを解消した配分。
カバルドン わんぱくHBD
実数値:215-133-168-×-108-69
持ち物:ゴツゴツメット
B=いじっぱり球ドリュウズのじしん2耐え
Bを187という実値から168まで下げる代わりにDをメガネラティオスのなみのり耐えまで上げた配分。
この程度のBでもかえんだまローブシン相手には勝つことが出来ます。
勿論Bを下げた結果としてハチマキナットレイのパワーウィップが確定耐えから中乱数まで落ちてしまいましたが、汎用性を上げた結果なので特に問題はないでしょう。
フーディン
タイプ:エスパー
種族値:50-50-45-135-80-120
特性:せいしんりょく/シンクロ/マジックガード
PDWで新しく夢特性が登場し、シングル環境では強化されたフーディン
マジックガードの持つ「相手の攻撃以外で、ダメージを受けない」という効果からきあいのたすきとの相性も良く以前よりは格段に動きやすい高速アタッカーになったと思います。
おおまかですが今回はそのフーディンの持つメリットを紹介。
・C135
やはり目につくのはそのトップクラスのCの高さ
無補正実値に直すと187という強化アイテム無しでガブリアスをめざめるパワー氷で1発、ラティオスを2発というラインに到達します。
サイコキネシスでローブシン1発、きあいだまでドリュウズ1発という点も見逃せない。
・S120
シングルではほぼ最速といっても過言ではないSの高さ
C135で俗にいう上からの叩きの動きが可能でマジックガードきあいのたすきの存在により高いタイマン性能を発揮
ステルスロックや砂ダメージなどの影響も受けないため起点からの全抜きを狙ったPTにからしては嫌な相手。
何よりラティオスとの差別化点としての技 命中70威力120を誇る特殊技のきあいだま
エスパータイプでは突破の難しいバンギラスや一部の鋼タイプに打点を持つことが出来るので必須技。
・アンコール
相手の起点を回避し、こちらの起点を展開するという動きな可能になる貴重な技。
きあいだま外れ待ちのみがわりにアンコールするなども可能。
かなり雑な感じになってしまいましたが、メリットとしては大体このぐらい
フーディンの基本的な技構成としては
サイコキネシス/きあいだま/めざめるパワー氷/アンコール@きあいのたすき
が最も安定なのではないでしょうか。
勿論これ以外でも両壁、かなしばりなどの優秀な技を覚えるので様々な可能性があると思います。
デメリットとしてはガブリアスのダブルチョップで襷まで貫通してしまうBの低さ
きあいだまの命中率の不安定さなどが露骨に出ますが、なるべくきあいだまを撃たない立ち回りなどをが必要でしょう。
相手の起点を潰してこちらのPTを展開することが出来るアンコールを持つこと
フーディンの苦手なメタグロスやハッサムをけん制しやすい構築として
個人的にはカバドリュウズとの相性がいいのではないかと思いました。
構築の幅が広がる可能性として新しい夢特性のポケモンが出てくるのはとても貴重なので、単体考察記事でしたがフーディンを紹介してみました。
カバサクラガブ
ポケモン | 技 | 持ち物 | |||
---|---|---|---|---|---|
カバルドン | じしん | なまける | あくび | ステルスロック | ゴツゴツメット |
ドリュウズ | じしん | いわなだれ | つるぎのまい | みがわり | いのちのたま |
ラティオス | りゅうせいぐん | おきみやげ | しんぴのまもり | トリック | こだわりスカーフ |
ハッサム | とんぼがえり | バレットパンチ | むしくい | つばめがえし | こだわりハチマキ |
サクラビス | ハイドロポンプ | れいとうビーム | からをやぶる | バトンタッチ | しろいハーブ |
ガブリアス | げきりん | ダブルチョップ | だいもんじ | つるぎのまい | きあいのたすき |
殻破りバトンからの全抜き性能を秘めたサクラビスを採用したPT
今回はカバドリという既存構築と組み合わせた形になっています。
サクラビスについては前回の記事で少し触れているのでそこをどうぞ。
続きを読むからをやぶる水タイプ比較
BWから追加されたBDを1段階低下というデメリットと引き換えにACSを2段階上げるという破格のメリットを持った技、
代わりに覚えるポケモンは限られてますが、今回はその中でも比較されやすい水タイプのポケモン4体を比較してみます。
種族値:50-95-180-85-45-70
タイプ:みず/こおり
最速実値:134 → 殻破り時:268
特性:スキルリンク/シェルアーマー
主な持ち物:ラムのみ 水ジュエル きあいのたすき こだわりハチマキ
こだわりスカーフ いのちのたま等
覚える主な技:つららばり ロックブラスト シェルブレード こおりのつぶて どくびし
まず特筆すべき点はからをやぶる水ポケモンの中で最もSが高いこと
他の3体とは違いスカーフガブリアス、スカーフラティオスなどを抜くことが出来る。
また特性とシナジーするタイプ一致連続技のつららばり、ロックブラストを持ち相手ポケモンのきあいのたすきやみがわり等の不安要素が薄く、連続技と相性のいいおうじゃのしるしの怯み期待値も高い。
耐久面ではトップクラスのB方面を持ちHに204振るだけでガブリアスのげきりん2耐えという耐久ラインを達成出来る。
ある程度のCとSのおかげで水ジュエルを持たせてのハイドロポンプ、こだわりスカーフ・こだわりハチマキなどの単体運用が可能な点も評価の1つだろう。
先制技への耐性
しんそく○ バレットパンチ○ マッハパンチ・しんくうは◎ ふいうち○ アクアジェット△
メリット
・霰ダメージが入らない
・からをやぶるからスカーフガブリアス、スカーフラティオス等を抜くSの高さ
・B方面の硬さにより多くの物理タイプのポケモンを起点に出来る
・スキルリンク+連続技によるきあいのたすき・みがわり耐性、おうじゃのしるしとの相性の良さ
・種族値からの両刀可能・持ち物、型の豊富さ
・破らなくても動ける
デメリット
・50-45という絶望的なD方面
・砂ダメージが入る
・ステルスロックが2倍の威力で入る
・連続技メインウェポンによるのろわれボディ発動率
種族値:70-60-125-115-70-55
タイプ:みず/いわ
補正無し実値:107→殻破り時:214→すいすい発動時:428
最速実値:117→殻破り時:234→すいすい発動時:468
特性:すいすい/シェルアーマー/くだけるよろい
主な持ち物:きあいのたすき いのちのたま等
覚える主な技:ハイドロポンプ なみのり れいとうビーム だいちのちから しぼりとる
ステルスロック だくりゅう等
殻を破る水タイプの中ではC115と最も種族値が高く、特にすいすいを利用出来る雨下ではそのハイドロポンプの威力は驚異的。
雨下破り球ハイドロポンプでウォッシュロトム、ラティオス、H振りナットレイが高乱数で落ちることなどからその指数の高さが分かる。
その火力を発揮するならば控えめいのちのたまの組み合わせが望まれるが、いわタイプで砂ダメージが入らないことからきあいのたすきとの相性も十分良い。
先制技への耐性
しんそく△ バレットパンチ○ マッハパンチ・しんくうは◎ ふいうち○ アクアジェット○
メリット
・Cの高さによる突破力
・特性すいすいによる火力と素早さ補完
・砂ダメージが入らない
・砂嵐の補正によりD*1.5
デメリット
・殻を破っても相手のスカーフガブリアス、スカーフラティオスを抜けない
・メインウェポンが命中不安技
・メインウェポンがPP不安技
・霰ダメージが入る
種族値:55-84-105-114-75-52
タイプ:みず
補正無し実値:104→殻破り時:208→すいすい発動時:416
最速実値:114→殻破り時:228→すいすい発動時:456
特性:すいすい/うるおいボディ
主な持ち物:しろいハーブ 水・草ジュエル きあいのたすき ラムのみ
覚える主な技:バトンタッチ ハイドロポンプ れいとうビーム なみのり だくりゅう
サイコキネシス シャドーボール てっぺき ドわすれ あまごい しんぴのまもり
最大の特徴はその代名詞となりうるバトンタッチを覚えること。
自身の耐久をしろいハーブによって回復し、ガブリアスなどの全抜き性能を持つポケモンにつなげる白いハーブバトンは有名所だろう。
またサクラビス自身のスペックも低いわけではなく、C114というオムスターに劣らないCの高さを持つ。
そして他の破りポケモンとのもう1つの大きな違いはタイプが優秀という点。
そのタイプの優秀さによりオムスターには出来なかったニョロトノを前にした殻破り等が可能となる。
単体での動き、バトンタッチによる後続ポケモンへのサポートの2つの動きが可能な点も評価を上げる1つの要因だろう。
威嚇や地ならしなどによるしろいハーブの誤発動には注意。
またあくびの効果はバトンタッチで受け継がれないので覚えておきたいところ。
先制技への耐性
しんそく○ バレットパンチ△ マッハパンチ・しんくうは○ ふいうち○ アクアジェット△
メリット
・Cの高さ
・単体での動き+バトンタッチによる自身に依存しない動き
・特性すいすいによる火力と素早さ補完
・タイプ優秀による起点の広さ
デメリット
・殻を破っても相手のスカーフガブリアス、スカーフラティオスを抜けない
・メインウェポンが命中不安技(バトンタッチで解消可能)
・砂、霰ダメージが入る
種族値:74-108-133-83-65-32
タイプ:みず/いわ
最速実値:92→殻破り時:184
特性:がんじょう/ハードロック
主な持ち物:ラムのみ 水岩ジュエル たつじんのおび
覚える主な技:アクアジェット たきのぼり アクアテール いわなだれ
ストーンエッジ じしん かみくだく じたばた
ハイドロポンプ れいとうビーム げんしのちから のろい てっぺき
他の3体との大きな違いはきあいのたすきと同等の能力を持つ特性、がんじょう
そしてアクアジェットの存在により唯一カバドリュウズに強いと言える殻破りポケモンであること。
特性のおかげで襷を持つ必要がなく催眠に強いラムのみ・火力を補完するジュエルなどを持つことが出来、殻を破ること自体は容易。
しかし問題は破ったその後でアクアジェットでB4振りドリュウズが乱数であること →(81.3%)
殻を破った後S115族までしか抜けない点などの問題点もあるため不安要素も大きい。
またHBカバルドン意識するならば性格をむじゃきにし、ハイドロポンプを採用する必要がある。
殻を破らずとも頑丈を活かした攻撃+アクアジェットによる先制の動きも出来るため柔軟に運用したいところ。
先制技への耐性
しんそく△ バレットパンチ○ マッハパンチ・しんくうは◎ ふいうち○ アクアジェット○
メリット
・特性がんじょうによる破りやすさ 持ち物の選択肢の広さ
・両刀可能な種族値
・砂ダメージが入らない
・砂嵐の補正によってD*1.5
デメリット
・殻を破っても115族までしか抜けない
・たきのぼりの威力不足 アクアテール、ストーンエッジの命中不安 ハイドロポンプの命中不安
・霰ダメージが入る
それぞれのポケモンが一長一短を持っていますが、正直なところパルシェン以外の3体はまだまだ未開拓なポケモンだと思っています。
それぞれのポケモンの運用に特化した構築や既存の構築に組み込んだ構築など色々な形から構築を考えてみるのも面白いかもしれません。